どうもどうも、大志ですm(_ _)m
世の中ではここ最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していますけれども、そのDX推進のためには
AI
も重要な要素になって来ますよね?
そんなAIですけれど、最近は一般人でもAIツールを身近に使えるようになってきて、例えば、自動でイラストを生成してくれるとか。
また、チャット形式で質問を投げかけると回答してくれる
ChatGPT
みたいなものも話題になっていますな( ・`ω・´)
自分もこういった話には興味があって、たまに調べたり触れたりするのですが。
今回はそのChatGPTについての概要や、初歩的な使い方などのお話をしようかなと。
Excelの関数やマクロ、HTMLやJavaといったプログラミング言語などといった
専門的な質問
にも回答してくれるので、使い方によっては勉強や仕事にも活用できるかもしれませんよ?
ただ、今はMicrosoftさんの「Bing AI」というものや、Googleさんの「Bard」という新しいモノもできますし。
また、その情報があっているかどうか人間のジャッジは必要なので、
補助ツール
として使うくらいにしておいたほうが、今は良いかもですね。
話題の「ChatGPT」とは。シンプルに言えば「質問にAIが回答してくれる」ツール
さて、最近メディアでも取り上げられて話題になっている
ChatGPT
というAIツール・・・テスラ社などで知られるイーロン・マスクさんたちが設立した非営利団体
OpenAI
によって開発され、2022年にリリースされました(・∀・)
このChatGPTで何ができるのかというと、シンプルに言えば
質問にAIが回答してくれる
というツールになっています。
イメージとしては、Yahoo!知恵袋や教えて!gooのようなサービスをAIがやってくれる、という感じですかね??
例えば、
お腹が痛いときにどうすればいいんだ!?
と困ったとして、それをChatGPTに質問を投げかけると、こんな回答が返ってきます。
めちゃくちゃ自然な文章でしかも見やすく回答してくれるため、「本当は裏に人がいるのでは?」と思うかもしれませんが(笑)
ちゃんとAIが自分で最適解を考えて、表示してくれる仕組みになっているそうですね。
ちなみに、ChatGPTの「GPT」とは、
Generative Pretrained Transformer(生成的な事前学習トランスフォーマー)
の略で、「事前学習」とある通り、予め
膨大なテキストデータ
を覚えさせているそうですな。
そこから学習して、質問に対してどれが最適解になるのか?どうやれば自然な文章になるのか??という部分を考えて提示してくれる・・・という仕組みになっているみたいです。
人も誰かから質問されたとき、自分が学習した内容から上手く文章を考えて説明してあげると思いますが。
ChatGPTは今のこところ、
人間の脳の容量では覚えきれない膨大なデータから文章を作成する
というようなイメージですね。
なので、検索エンジンと同じような使い方はもちろんのこと、文章も作ってくれるので、
ライティング
的なこともできたりします・・・なので、「AI作家」とも言われていたりしますな(;´∀`)
まだ課題点は多く鵜呑みは禁物。情報として使えるかのジャッジは必要
と、ここまでの話だけだとめっちゃ便利そうなChatGPTですけれども。
興味がある方に向けて先に言っておきますと、
絶対に正解を教えてくれる完璧なツール
というわけではないことには注意が必要(;´∀`)
なので、あくまで現段階は
人間の補助ツール
として利用するくらいに抑えたほうがいいのかなと。
例えば、ChatGPTは「質問に対する答え」を知っているわけではなく、
膨大なテキストデータを「学習させた」
結果がこのツールなので、AIが質問内容を分析して「これが答えだ!」と回答してきますが、
その回答自体が間違っている可能性
だってあるわけですな。
特に海外のツールなので、日本語で利用すると結構な頻度で間違いが出るみたいですね・・・。
例えば、
渡辺、田中、山田を50音順に並べるためのプログラミングを教えて欲しい
みたいな感じの質問すると、全然50音順にしてくれないプログラミングが出来上がるみたいな。
また、ChatGPTは
2021年までのテキストデータ
を使用して学習しているようで、2023年の新しい情報に関しては案外疎かったりするみたいです。
他にも、人間とは違って
倫理観
というものがないため、平気で宗教的な話や差別的な回答も返ってくる可能性も・・・なので、
AIが回答したから正解
と鵜呑みにするのはNGで、
人間が使えるかどうかの判断をする必要
はまだあるわけですな!
もちろん、データ量は人間の比じゃないくらいあると思いますし、時間が経てば正確性も高まってくるかもしれませんが。
ただ、それでも
最終ジャッジをするのは人間
ということはしばらく変わらないのかなと思います。
ChatGPTの使い方。とにかく一度触れてみよう
ここまでごちゃごちゃ語りましたが・・・とにかく一度触れてみたほうが早いのかなと(;^ω^)
ということでChatGPTの使い方についてサラッとご紹介を。
ちなみに、2023年2月14日の現在は
無料
で使うことができますので、「試したいなー・・・」くらいの方も大丈夫です!
まず、ChatGPTは「WEBブラウザ」で使用することができます。
その前に、サインインするためには
OpenAIのアカウント
が必要になりまして。
メールアドレスだけではなく、Googleアカウント、Microsoftアカウントを使うこともできるのですが。
いずれにせよ
氏名
の入力が必要になりまして。
更に
携帯電話番号
の入力も必要となります。
まあ・・・氏名の方は、最悪偽名を使っても進めると思いますが、電話番号のほうは
SMS認証
が必要になるため、それが届く電話番号は必要となります。
なので、氏名や電話番号など、
情報が取られる気がする・・・
と不安になる方は、この時点で大きな壁になるかもしれませんね(;´∀`)
ここまでのSMS認証まで済ませると、ChatGPTの画面に遷移します。
あとはもうAIさんとチャットをするだけ。
サラッとですが、画面の説明をするとこんな感じになりますね。
残念ながら、サイト自体は日本語にすることはできませんが、
Google翻訳
のプラグインだったり1つ1つ検索をしていけば、難しいことはないはず!
ただ、サイト自体は日本語にできませんが、
質問自体は日本に対応
しているため、例えば、こんな感じに日本語で質問することはできます。
あとはAIさんとお話をするような感じで、気になることをチャットしていくだけ。
自分の納得の行くまで試してみましょう!
ちなみに、
時間帯によってはChatGPTが使えない
ときがあります。
ChatGPTがリリースされた時点で100万人以上の利用者がいたみたいですから、日本でもメディアで取り上げているくらいの現在は、もっと利用者が増えているはず。
なので、制限をかけている場合もあり、その時は使うことができません。
そうなった場合は、また時間を改めて使いましょ(・∀・)
と、今回は本当にさわりの部分だけのお話になりますが、使ってみると意外と面白いChatGPTというAIチャット。
これからも新しいAIチャットが出来上がるみたいですし、興味がある方は今のうちに触ってみてはいかがでしょうか??
あとがき
ということで今回のお話のまとめ。
・「ChatGPT」は現状、「めちゃくちゃ凄いYahoo!知恵袋」のようなイメージだよ
・専門知識はもちろんのこと文章なども考えてくれるため、ライティングにも活用できるよ
・ただ、「全てが正解な答え」を出してくれるわけではなく、間違いも結構多いよ
・現在は2021年までのデータが学習されているため、新し目の情報には疎いよ
・倫理観もないので、差別的な表現や偏向した内容も表示する可能性があるよ
・なので、全ての情報を鵜呑みにせず、「最終ジャッジは人間」がする必要はあるよ
・だからあくまで勉強や仕事の「補助ツール」みたいな感じで使ったほうがいいかもよ
・ChatGPTを使うためにはOpenAIアカウントが必要になるよ
今回のChatGPTもそうですし、イラスト生成で話題になったStable Diffusionもそうですが
人間の仕事を奪っていく
という怖い存在に思われていますけれども・・・そして実際に奪われている人も出てきていますけれども。
ただ、AIはまだ
蓄積されたデータを組み合わせて生成する
という形なので、「人間らしい表現」「思いつきな表現」みたいなことはできないみたいですよね。
資料Aと資料Bを組み合わせてイラストCを作ることはできるけれども、突拍子もなくイラストZを生み出すことはできない・・・みたいな(;^ω^)
もちろん、これからまだまだ進化していくことになれば、いつの日か自分で新たに考えるAIが出来上がるのかもしれませんが。
今はまだ「補助になってくれる」くらいの気持ちで、でも、時代に置いていかれないように試してみる、というのが丁度いいのかなと。
時代はバンバン変化していきますからね・・・日々勉強していかないとですな(;´∀`)