工作

【再利用】インテリアにも使いやすい「りんご箱」は買うと意外と高い。素材に何が使われているのか気になる、というお話。

ミニりんご箱の写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

ワタクシ、Imagine Factoryという形でフリーの仕事をさせていただいているのですが。

https://www.instagram.com/imagine_factory/

Imagine Factoryとして販売できる商品を何かしら作ろうと思いまして、うちに余っていた

りんご箱

を再利用した

ミニりんご箱

を作って販売してみました。

結果買ってくださった方がいて、顔は平常心で対応し、内心はウッキウキだったのですが(笑)

そんなインテリア、棚、リメイクなどでよく使われる「りんご箱」ですけれども、普通に買うと高いんですよね(;^ω^)

でも、その分頑丈でもあるので、見た目だけではなく加工の際にも重宝されていると思うのですが、今更ながら

りんご箱の素材

ってなんだろうなと思い、この機会にまとめてみようかなと・・・今回はそんなお話になります。

あとは捨てるだけの端材と違って、「りんご箱自体を貰える」というのは、かなりありがたいことなんです(・∀・)

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そもそも何故に「木製のりんご箱」が使われている(いた)のか

たくさんあるりんご箱の写真です

青果専門のお店ならばあるかもしれませんが、一般的なスーパーではなかなか見ることができない「木製のりんご箱」。

自分は親戚がりんごを持ってきてくれるので、りんご箱に触れる機会は多いのですが。

りんご箱を再利用するにあたり、

そもそも何故に大きな段ボールではなく、木製のりんご箱を使っているんだろう

と疑問に思ったので調べてみました。

参考にしたのはこちらのNHKさんのサイト。

板柳町にある津軽りんご市場や、りんご箱を作る会社に取材に行った内容がまとめられているのですが・・・結果として


・りんご箱にりんごを入れて貯蔵すると赤色が濃くなる(気がする)
・りんご箱に入れるとりんごがきれいに見える(気がする)
・最初に使っていたのが木箱だから、今もその流れで使っている

という感じで、「だからこれを使っています!」という内容はなさそう(笑)

ちなみに、「木箱の成分が影響してりんごが赤くなる」ということも、科学的根拠はないそうです(;^ω^)

なのでまあ、おそらく「昔から木箱が使われているから今も使っている」という話なのかもしれませんね。

それか、ダンボールなどはぶつけたときに潰れる可能性があるので、「木箱のほうが安全」ということもあるかもですな。

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りんご箱の素材にはどんなものが?今は「マツ」や「スギ」が主流らしい

杉のいらすとやの画像です

そんな木製の「りんご箱」ですけれども、素材はなんだろうなと調べてみたら、現在は

・マツ
・スギ

あたりが使われているそうですね。

昔は、強度が高く色もきれいな「ブナ」がよく使われていたそうですが、今は希少な木材になっているとのことで。

現在の主流は「マツ」で、安価に済ませるならば「スギ」が使われているみたいです。

松の画像です

ちなみに、マツは頑丈なので、日本家屋の梁や木造船など強度が必要な箇所によく使われていまして。

あまり反りなどが起きにくい変わりに、耐水性は弱いという特性があります。

対してスギは、ホームセンターにもよくまとめ売りされていますが、日本で一番使われる木材と言われており。

柔らかく加工がしやすいので、建材や家具のほかにも小物雑貨などにも使われていますね。

耐水性はありますが、反りや割れなど「木らしい性質」が素直に現れる木材といわれていますな(・∀・)

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乾燥させる手間もある。だからりんご箱の値段は思っているより高い?

りんごの写真です

木製のりんご箱は、農家がりんごを市場やお店に出荷する際によく使われているのですが。

市場やお店などではダンボールに入れ替えられるため、りんご箱自体は「農家からりんごを運ぶ」ために使われることが多いみたいです。

なので、その役目が終われば「用済み」になってしまいまして、農家さんが持って帰ることもあると思いますが。

逆にその場に置いていかれることも多い存在だったりします(;^ω^)

ということで、市場やスーパーの外にホイホイ置かれているりんご箱の姿を見ることがありますが、そういうのを見ると、

無料で貰えるんじゃね?

と思っちゃうところですけれども。

実はりんご箱って、

買うと高い

代物だったりします。

例えば、りんご箱を楽天で調べると、国産杉無垢材で作られた2つの箱で、

9,000円近く

します(;^ω^)

また、アンティークのインテリアを考えて「古いりんご箱」をほしいと思うかもしれませんが。

中古のりんご箱でも、2つで2,000円ほどします。

なんでこんなに高いんだ?と思うかもしれませんが、今は木材自体の値段が高騰しているのが1つでしょうけれども。

りんご箱を作る際に

木材を乾燥させる

という手間もあるため、その分の価格になっているのでしょうね。

ちなみに、りんご箱を作る際に

・木材を乾燥させてからりんご箱を組む
・りんご箱を組んでから乾燥させる

の2パターン存在しているそうで、前者のほうが手間がかかって高価になるとのこと。

後者のほうが作ってから乾燥させるので大量生産しやすいわけですが、ただ、反りや割れなどの性質が現れて、見た目が悪くなる可能性があるそうですね。

とまあ、いずれにしても木材自体のコストと乾燥させる手間がかかっているりんご箱なので、

貰える

というのはありがたいことだったりします(・∀・)

八戸市の周りでは木材屋さんで売られていたり、アンティークショップに安く販売されていたり。

もしかしたら、りんご箱が置いてあるスーパーや個人商店の人に言えば貰える可能性もあるかもしれませんが。

ただ、外に置いてあるからといって「当たり前に無料で貰える存在」とは思わずに、貰えるときは貰えることを感謝しながら。

安く購入できるときも、この値段で買えることをありがたく思い、持って帰りましょう(`・ω・´)

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りんご箱のリメイク・・・自分はミニりんご箱を作って販売してみたよ

りんご箱の解体写真です

そんなりんご箱ですが、昔から

・お店の棚
・個人のインテリア

にもよく使われる存在で、ここ最近はよりおしゃれに活用する方たちが増えましたよね。

りんご箱をヤスリで整えてキレイにして並べてみたり、塗装してみたり・・・いろんな活用方法がありますが。

自分の場合は、りんご箱の形が可愛らしくて好きなのですが、部屋に置くとなると

サイズが大きい

と思ったこともあり、うちに余っていた古いりんご箱を解体して

ミニりんご箱

を作ってみました(・∀・)

ミニりんご箱の写真です

りんご箱はだいたい

長辺620mm×短辺×310mm×高さ310mm

のサイズになっているのですが、このミニりんご箱は、

長辺240mm×短辺×120mm×高さ120mm

くらいになるように作っています。

りんご2つ入るくらいのサイズで、1つのりんご箱から3〜4つほど作る事ができました(`・ω・´)

ちなみに、余った端材は有効活用して別の雑貨を作ってみたり。

ちょっとした棚の写真です

本当に細かくて使えない端材は、チップにして庭にまいています!

今回のミニりんご箱は、

・木材をヤスリで整えた無着色のもの
・木材をバーナーであぶったもの
・塗装したもの

の3パターンを作ってみまして、先日八戸市の中心街で行われた「みちニワ」で販売してみましたが。

自分以外にも興味を持ってくださった方が多くて、もうちょっと量産してみたいなと思いました(・∀・)

ミニりんご箱の名前です

ちなみに・・・このミニりんご箱の名前ですが、

Apple Box made from Apple Box

ということで、海外ロックバンドの「AC/DC」のようなノリで

AB/AB

にしてみました・・・ちょっとした悪ふざけです(笑)

またどこかの機会で販売したいと思いますので、気になる方はご検討をしていただけるとありがたいですし。

もし自分で作れる方は、作ってみるのもありだと思います!

りんご箱・・・バンザイ\(^o^)/

あとがき

今回のお話のまとめ。


・なぜりんごを運ぶときに「木製のりんご箱」を使用しているのかは、まだ謎のままだよ
・おそらく昔から使っている流れで、今も使っている感が強いよ
・りんご箱の素材は、現在は「マツ」が主流で、安価に済ませたい場合は「スギ」を使うみたいだよ
・木材の高騰だけではなく乾燥などの手間もあるため、りんご箱を買うとなると意外と高いよ
・だから「無料で貰える」「安く手に入る」ということはありがたいことだよ
・りんご箱はインテリアにもよく活用されているけれども、自分は「サイズが大きい」と思ったのでミニりんご箱を作ったよ

りんご箱って本来の役目としては「りんごを出荷するときに使う」だけなんですけれども、それ以外の使い方に可能性がめちゃくちゃ詰まっていますよね。

棚にしたり、椅子にしたり、テーブルにしたり・・・極論りんご箱があれば家具があまり必要なくなるわけで(笑)

そう考えると、「りんごの箱」って名乗るだけでは勿体ないくらい不思議な存在ですよね。

自分もミニりんご箱だけではなく、雑貨を作るときにもまだまだお世話になると思いますから、大事に使わせていただきます(`・ω・´)

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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