旅行

【花巻 台温泉】築100年以上の老舗旅館「中嶋旅館」へ!食事や天然岩風呂、建物の雰囲気なども素敵だったよ、というお話。

中嶋旅館ののりの写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

先日、岩手方面に1泊2日の旅行へ行った際、花巻温泉郷 台温泉の1つ

中嶋旅館」さん

へ宿泊してきました。

築100年以上の歴史がある中嶋旅館さんですが、建物の外観や内装も相まってか

タイムスリップ

したような感覚を楽しめた旅館でして。

一般的なホテルなどとは違いWi-Fiなどの設備が整っているわけではないのですが、昔ながらの雰囲気が心地よく。

また、

ご飯がバンバン進む食事
じっくりゆったりできる2種類の風呂

などなど魅力的な旅館でした(・∀・)

今回はそんな中嶋旅館さんについて紹介をしようかと思います!

ちなみに、ネットを調べていたら幽霊の検索が多かったのですが、自分は出会いませんでしたよ?(笑)

【中嶋旅館のホームページ】

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花巻温泉郷にある「中嶋旅館」について。宮大工が建てた築100年以上の旅館らしいよ

中嶋旅館の内側から撮影した写真です

今回足を運んだのは、花巻温泉郷にある「中嶋旅館」さんという老舗旅館・・・「なかしまりょかん」が正式な読み方みたいですね。

場所は

岩手県花巻市台第1地割1−190

にありまして、ホテル花巻より更に奥に進んだところにありますな。

自分たちはナビを頼りに車で向かったのですが・・・道沿いにある建物が

廃墟・廃ホテル

になっているものが多く、かなり不安になりました(笑)

ただ、ナビ通りにその先へ進めば、明らかにオーラが違う建物が見えてきます・・・それが中嶋旅館さんですね( ・`ω・´)

中嶋旅館の写真です

周りには他にも旅館があるのですが、ここだけ

「あれ?城がある・・・」

と思ってしまう建物になっていまして、和風好きな自分はこの外観だけでもテンション爆上がり。

ちなみに、宮大工が建てたそうで、

築100年以上

の歴史があるらしいですな・・・それを考えたらかなりキレイに維持されていますよね(・∀・)

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中嶋旅館の内装は和風レトロでどこを撮影しても絵になる。でも確かに幽霊が出そうな雰囲気もあるかも?(笑)

中嶋旅館の入り口の写真です

そんな中嶋旅館さんに入ると、まず仲居さんがご挨拶をしてくれて、部屋まで案内してくれるのですが。

その間も建物の内装に対してのワクワクが止まらず、部屋に荷物をおいてすぐに探索へ出かけました(笑)

この中嶋旅館さんは、

4階建ての和風レトロな旅館

になっていまして、階段が入り組んだ構造となっているのですが。

中嶋旅館の階段の写真です

これがまた冒険心を駆り立てる形になっていまして、建物内をフラフラ散歩するだけでも結構楽しめる方はいるのかなと(・∀・)

例えば、こちらは階段下にあった「休憩室」なのですが。

この一角を撮影してちょっと色味をレトロっぽくすれば、簡単に今風でいう「エモい」感じに写ります(笑)

中嶋旅館のレトロな写真です

こんな感じで、和風レトロな雰囲気が好きな方は、

どこを撮影しても絵になる

ような内装になっているのかなと感じました。

ちなみに、4階にも行ってみましたが、この日はおそらくお客さんがいなかったのか廊下が暗く。

でも、非常口の看板や下の階の明かりが混ざって、ちょっと不気味な写真が撮れました(;^ω^)

中嶋旅館の4階の写真です

中嶋旅館さんを調べると、検索の複合ワードに

幽霊

と一番に出てきたのですが。

中嶋旅館の検索結果の画像です

確かに、築年数もかなり経った和風の建物ですから、場所によってはちょっと不気味に感じる場所はあるかもしれないなと。

といっても、自分は一度も幽霊を見たことも感じたこともないので、全然気にしなかったのですが(笑)



部屋は寝室のすだれがいい感じ。ただ物音に敏感な方は気になるかも?

そして、中嶋旅館さんの部屋についてもご紹介を(・∀・)

今回泊まることになったのは、2階の奥側にある「きく」という部屋。

中嶋旅館の部屋の写真です

旅館の一室というよりは

お屋敷の一室

に思える雰囲気でして、なんかこう気が引き締まるような感じに一瞬なりました(笑)

もちろん、その後すぐにまったりすることになるのですが、そんな一室のちょっといいなと思ったところは、

すだれのある寝室

でして。

中嶋旅館の寝室のすだれの写真です

自分はそこまで旅館に泊まった経験はないので、こういう「すだれのある寝室」の旅館が他にもあるのかは分からないのですが。

この雰囲気が、ちょっとオシャレだなと思った箇所の1つでした(・∀・)

中嶋旅館さんの部屋の中には水道はなく、トイレも部屋の外にある共同のものを使う必要があります。

飲み物はお茶とコーヒーが用意されていまして、お茶うけも1つ・・・冷蔵庫にも水のペットボトルがサービスで用意。

中嶋旅館のライトの写真です

ちなみに、

フリーWi-Fi

は自分が見た感じなかったので、「ネットを使わずにゆったりしたい方」におすすめな旅館ですね( ・`ω・´)

あとは、エアコンやストーブ、空気清浄機、そしてテレビも用意されています。

和風な雰囲気には合わないものですが、快適に1泊をするにはありがたいので、ありがたく使わせていただきました(笑)

と、ネット環境も無くまったりと過ごすには丁度いい中嶋旅館さんなのですが・・・

・窓からの景色は特になし
・物音が筒抜け

という2つはちょっと気になりまして(;^ω^)

中嶋旅館の外の写真です

まず景色については、おそらく昔はかなり華やかな場所だったのでしょうけれども。

今は素朴な道になっていまして、いかにも「景色!」という雰囲気は楽しめないのかなと。

自分は旅館内の雰囲気でウキウキしていた人間なので、特筆した景色が無くても楽しめたのですが(笑)

景色を重視して宿泊する方は、検討する必要があるかもしれませんね(;´∀`)

そしてもう1つ・・・昔ながらの旅館なので、

物音が筒抜け

だったりします。

上の部屋の足音やテレビ音どころか、ビール缶をプシュッ!と開けた音も聞こえてきました(笑)

なので、物音に敏感な方は、ここらへんが気になってしまう可能性はあるかもしれませんね。

でも、内装の雰囲気はよく、まったりもできる空間ではあったので、個人的には好きなお部屋でした!

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中嶋旅館の食事はお部屋で。ご飯が美味しく、そのご飯の進む料理が盛り沢山だよ

中嶋旅館の食事の写真です

そんな中嶋旅館さんの部屋ですが、夕、朝の食事もこの部屋に運ばれてきます。

時間になると仲居さんが食事を運んできて料理を並べてくれるのですが、器の角度なども細かく合わせて並べていく姿に「プロだな〜」と感動。

自分たちを担当された仲居さんも優しい方で、「ご飯の量は大丈夫でしたか?」などと気遣いの多い方でした。

中嶋旅館のご飯の写真です

さて、その運ばれてきた夕食はといいますと、刺し身や煮付け、酢の物や角煮、すき焼きなどなど、海も山も揃っていまして。

どれもこれも

ご飯が進む

ような料理が盛り沢山( ・`ω・´)

中嶋旅館の煮付けの写真です

しかもそのご飯がまた美味しくて、夕食は雑穀米、朝は白米だったのですが、

おかずがなくても食べられる

ような甘みのあるご飯でした。

そのため、夕食は妻と2人でおひつのご飯を平らげることに成功・・・1人で茶碗3杯くらい(笑)

中嶋旅館の雑穀米の写真です

苦しい苦しいいいながらも、ご飯もおかずもすべてキレイに食べきったので、もしかしたら仲居さんもびっくりしていたかもしれません(;^ω^)

ちなみに、朝食はお腹に優しそうなおかずが運ばれてきます。

焼き鮭やほうれん草の和え物、ひじきの佃煮、温泉卵・・・そして鍋は湯豆腐などなど。

中嶋旅館の朝食の写真です

なので、朝からホッとする食事ができると思いますが・・・自分たちは結局ご飯が美味しくて、苦しくなるくらい食べてしまうという(笑)

流石に朝食のご飯は全部食べきることはできなかったのですが、

余ったご飯をおにぎりにして持って帰る

ことができたので、お昼も中嶋旅館さんのご飯を堪能することができました(・∀・)

ということで、中嶋旅館さんの食事は最後までご飯が美味しく食べられるような食事でした!

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中嶋旅館の台温泉は天然岩風呂と大理石風呂の2つ。時間によって男女が入れ替わるよ

中嶋旅館の風呂の入口の写真です

最後に中嶋旅館さんのお風呂について。

中嶋旅館さんの風呂は、花巻温泉郷にある温泉である

台温泉

を楽しむことができまして、

・天然岩風呂
・大理石風呂

の2つが用意されています。

旅館の中に地下洞窟へ進むような入り口がありまして、そこを降りていくとお風呂場。

ただ、男性、女性が同時に2つ入ることができるわけではなく、

時間によって入れ替わる

という仕組みになっています。

なので、この時間を間違ってしまうと「片方しか楽しめない」ことになるかもしれないので、ご注意を。

中嶋旅館の天然岩風呂の写真です

画像元:https://www.his-vacation.com/hotel/96253/

ということで、まずは「天然岩風呂」についての紹介なのですが・・・流石にお風呂場の撮影はできず、写真をお借りしまして(;´∀`)

この天然岩風呂の場所に入ってまずびっくりするのが、

地下神殿

のような雰囲気なんですよね。

岩盤をくり抜いて作られたこちらの岩風呂は、周りのゴツゴツした岩の中に太い柱が並んでいて、ちょっと神秘的な気持ちになりながら浸かることができます。

誰も入っていないときはお湯が流れる音だけが響き渡りますので、それもまたいい味を出してくれるのかなと!

また風呂の水深は、ホームページを見ると

90cmくらい

あるらしく、自分も立ったままお腹が隠れるくらいの水深でした。

これ・・・仲居さんからも説明があるので大丈夫だと思いますが、聞き逃して知らずに入ると焦るかもしれませんのでご注意を(笑)

あとはお子さんがいるときも注意をしたほうがいいかもしれませんね。

中嶋旅館の大理石風呂の写真です

画像元:https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/128500/128500.html

もう1つの「大理石風呂」は至ってシンプルなお風呂。

風呂場は狭く洗い場も2つしかないので、2人以上入るとゆっくりできないかもしれませんが(;^ω^)

ただ、こちらはこちらで竹の飾りや畳などいい味を出していまして、人があまりいないときはまったりできるかなと。

ちなみに、シャンプーやボディソープなどは市販のものが置いてあります。

とまあ、ぜんぜん違う雰囲気を楽しめる2つの風呂場ですが、源泉は同じ台温泉。

湯上がりはぽっかぽかな体になりまして、夜に入っても朝に入ってもいい気持ちになれると思いますよ!

中嶋旅館の家族風呂の入り口の写真です

ちなみに、この2つの風呂場以外にも

家族風呂

がありまして、もっとプライベートにお風呂を楽しみたい方はこちらを利用するのもありなのかなと。

家族風呂は他に予約がなければ当日でも予約できるみたいですから、もし気になる方は相談してみてはいかがでしょうか!



あとがき

ということで今回のお話のまとめ。


・花巻温泉郷台温泉「中嶋旅館」さんに行ってきたよ
・宮大工が建てた築100年以上の外観は圧巻だよ
・4階建ての内装は迷路みたいで、和風レトロが好きな方はテンションが上がると思うよ
・中嶋旅館さんの部屋も純和風で、すだれのある寝室がいい味を出しているよ
・ただ、特筆した景色は楽しめず、物音が気になるときはあるよ
・食事は時間になったら仲居さんが部屋に持ってきてくれるよ
・中嶋旅館さんの料理も美味しいけれども、とにかく「ご飯」が甘くて美味しいよ
・ご飯は余ったら、おにぎりにして持って帰ることもできたよ
・中嶋旅館さんの風呂場は「天然岩風呂」と「大理石風呂」の2つがあるよ
・時間によって男女が入れ替わる仕組みになっているよ
・天然岩風呂は地下神殿にいるような神秘的な気持ちになれるよ
・大理石風呂は大人数で楽しめないけれども、シンプルに落ち着く風呂になっているよ
・他にも家族風呂も予約できるよ

ちなみに、食事のお酒に関しては、ビールと日本酒など強めなものが用意できるみたいですが、多くの種類はないみたい。

持ち込みのお酒を飲んでも全然いいですよ!と仲居さんに言われたのですが、中嶋旅館さんの周りには商店的なものがないので。

もし好きなお酒がある方は、道中買っておいた方がいいかもしれません。

ちなみに、食事時のソフトドリンクはないみたいですが、割高料金ではない自販機があるので、ソフトドリンクはご安心を(・∀・)

ちょっとだけ不便なところはあるかもしれませんが、個人的には雰囲気も料理も魅力的な旅館だと思いますので、興味がある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?!

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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