伝統

【八戸三社大祭】個人的に思う参加のメリット、デメリット。自分の合う環境で楽しもう!というお話。

2022年山車の写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

2023年7月31日より、

八戸三社大祭の合同運行

が4年ぶりに行われますな!

山車組では早くて4月ごろから・・・なんなら去年の時点で密かに制作しているところもありますし、お囃子も6月末頃から徐々に開始してきているわけですが。

やはり4年というブランクは長く、祭りに関する関心が薄れたり、お囃子練習の流れが途切れたりで、

新しい参加者が少ない

という問題に直面していますね(;´∀`)

もちろん何かしらのイベントを行い、SNSを運用し、ポスターやチラシを配布する・・・などなど、各山車組さんたちも必死に動いていると思いますが。

ちょっとここで、個人的に思う

八戸三社大祭に参加するメリット、デメリット

をまとめてみようかなと・・・あくまで「個人的に思う」です。

もちろん、自分は「参加して良かったな」と思っている人間ですが、組織に属するということは「面白くないこと」も多々あるわけで・・・それも含めて、

やっぱり参加して良かった

と思えるように参加してほしいな・・・と勝手に思ったので、今回はそのお話です(`・ω・´)

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【メリット】「八戸三社大祭」に参加するということは、思い出を作りながら「八戸」という街を形作る1人になれるよ

2022年山車の写真です

いきなりちょっと重いタイトルになっていますが、「誰もが得られる」であろうメリットの1つがこれになるのかなと!

個人的な考えとして・・・八戸に限らず自分が住んでいるところならば、当たり前ですけれども

街の状況が悪くなるよりは良くなって欲しい

と思いますよね?

相当な天邪鬼でなければ、自分の住んでいる街がもっと住みやすくなって欲しいと思うはず。

そのためにも、

明るい話題

がもっと増えてほしいわけですが、明るい話題に関しては「何もせずに待っていた」としても、知らないところで生まれています。

でも、せっかくなら自分も無理なく「明るい話題」を作る側に回ったほうが、より「街が良くなる」方向に向かうはず。

山車作り体験の写真です

ということで、大きくても小さくても、各々が考える「明るい話題作り」をしていると思いますが。

自分もやりたいけれども、何をすれば良いんだろう?と迷う方も中にはいらっしゃるのかなと(・∀・)

もちろん、個人的にはなんでも良いと思っていて、「1日1つでもゴミ拾いをする」「近所の雑草を1本抜く」でも、1つの街を形作る大事な活動だと思っていますけれども。

もっとシンプルに考えるならば、

思い出作り

を兼ねて行動することも、大事な街づくりの1つだと思っています。

2018年下組山車の写真です

とまあ、前置きが長くなってしまいましたが・・・じゃあ、八戸で「思い出作り」をしながら「街を盛り上げる」となると、いい意味で一番手っ取り早いのが

八戸三社大祭

なのかなと(・∀・)

八戸三社大祭は、山車制作やお囃子という部分が重要ではありますけれども・・・・本番当日に

引き子

として参加することも大事なポジションでもあります。

白山台の引き子の写真です

引き子がいなければ、いくら山車が完成しても動けません

また、盛り上がりも弱くなってしまいます・・・そうなると、極論を言えば「八戸って暗いね」というイメージを観客の方々に与える可能性もあります。

そんな感じに、思っている以上に大事なポジションですけれども、

技術的な要素はほぼない

ため、スルッと始めやすい団体の1つなのかなと思います(`・ω・´)

もちろん、ちょっと専門的な部分に挑戦したいと思うならば、お囃子や制作にも携わることでより濃い思い出作りができますけれども。

まずは何も考えず、「引き子」としての参加から始めてみるのも1つだと思います!

ということで、八戸三社大祭に参加するメリットの1つが、

思い出を作りながら街の形作りの1人になれる

ということでした。

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【メリット】学校や職場以外の人とのつながりができる。見た目に反して優しい人達たちも多いよ

2018年龍組の写真です

次に、人付き合いが苦手な方にとってはデメリットですが・・・

人脈が広がる

という点もメリットになるのかなと(・∀・)

これはまあ、八戸三社大祭に限らず、学校や職場以外の活動全般に言えることですけれども。

山車組も含めた数あるボランティア団体は、大きくお金を払う必要はなく(年会費があるボランティア団体はありますな)。

でも、団体によっては老若男女集まるため、

広い世代の話を聞くことができる

というのは、個人的には大きなメリットだったりします。

自分も八戸三社大祭を含めたボランティアに参加する前は、学校と塾くらいしか活動場所がなかったのですが。

今やいろんな団体に首を突っ込んでは、

「あー、この方の考えは勉強になるな〜」
「若い世代はこう考えているんだな」

みたいな知見を得られたり。

フリーランスになってからも、色々なところからお声がけいただくことができたりなど、個人的には大きなメリットとなっています。

もちろん面倒くさい人もいますし、「この考え方はしたくないな」と思う人もいるのですが、それを「流す」ということも身につけられた気がします(笑)

白山台お囃子の写真です

子どもや学生たち目線でもおそらく同じ。

他校の生徒が集まる場でもあるので、自分の学校だけじゃ知り合えない出会いがありますし。

先生や親以外の大人たちとも触れ合えるので、良くも悪くも

考え方の幅は広がる

のは良いのかなと思っています(・∀・)

内丸山車写真です

ちなみに・・・傍から見ると、

山車組の方たちの見た目や雰囲気が怖い

と思う可能性が高いかもしれませんが(笑)

それはあくまで見た目だけで、大抵の人達は優しいのでご安心を(´ー`)

もちろん、時期によってはピリピリムードなときはありますが・・・普段はそれこそ世代の壁がなく、和気あいあいしているので。

もし興味があるという方は、見た目や雰囲気に臆せずに声をかけてみてくださいな!

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【メリット】八戸三社大祭の制作には多種多様な業種の方たちが参加。それで技術を盗むこともできるよ

八戸三社大祭の制作に関して深掘りすると、そもそも八戸三社大祭の山車制作は、青森ねぶた祭りとは違い

プロ

が行っているわけではありません。

報酬があるわけではなく、専門的な知識がある方だけでもなく、とりあえず

作ってみたい

と思って集まった方々で出来上がるのが、八戸三社大祭の山車です(`・ω・´)

白山台の山車作りの写真です

専用道具が使えないとか、不器用とかそんなの関係なく、とにかく「作ってみたい」と思った人たちの集まりなんですな!

とはいえ、その山車を制作するには


・木工
・鉄工
・電気
・裁縫
・塗装
・立体造形

などなど、様々な専門技術が絡んでいるのは確か。

つまり、素人集団でもありつつ、それらの技術を持っている方々が一同に集まっている場所でもあるわけですね(`・ω・´)

これ・・・よくよく考えると凄いことだと思いませんか?!

基本的に学校や職場、もしくは何かしらの教室だと、その分野の専門家としか触れ合う機会が得られないのに、山車小屋にくれば

多種多様な業種の方と触れ合える

わけで・・・制作に携わるだけで、

いろんな業種の技術を盗む

ことができるわけです(・∀・)

現に自分が、いろんな技術を盗んで他のところでも活用しています(笑)

自分の小屋の写真です

なので変な話、山車制作自体にあまり興味がなかったとしても。

普段からものづくりが好きとか、これからものづくりをしてみたいと思っている方は、その「ものづくり」をするために参加するのもありだと思います!

それで、自分の技術を高めて趣味や本業に活かしてもいいでしょうし。

例えば、「趣味、仕事は何をしようかな?」に迷っているときにも、実際に手伝ってみて、自分にあっているかどうかを知ることができますし。

何かしらの技術を身に着けたいと気になっていた方にとっても、八戸三社大祭の制作は良いのではないかなと思います(´ー`)

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【メリット】本番を迎えたとき、お客さんの歓声を浴びたときの達成感が半端ないよ

売市の山車の写真です

最後に、これは参加した方にしか味わえない経験・・・それが

達成感

ですね(・∀・)

特に制作やお囃子を必死に頑張った方が味わえる達成感。

制作チームは、数ヶ月プライベートを犠牲にしながら、後半は徹夜しながら山車の完成に突き進み。

お囃子チームは、たまに怒られながら小太鼓、笛、大太鼓を練習する1ヶ月。

傍から見たら、「よくやっていられるな」と見えるような苦しい状況なのですが(笑)

でも、それを乗り越えていざ本番を迎え、そして

お客さんたちの大きな歓声

を浴びたときの達成感、高揚感は、ここでしか味わえません。

類家の山車の写真です

2019年の八戸三社大祭では確か、150万人ほどのお客さんが八戸にやってきたわけですが。

流石に、その全員が楽しい!とかすげぇ!と思っていないでしょうけれども、でも、少なくともその150万人の方々に

自分たちがやってきた集大成

を見てもらうことができるのです・・・めちゃくちゃ達成感ありませんか?(笑)

もちろん、制作やお囃子以外で協力してくれる方々、引き子で参加する方も、この気持ちは味わえることでしょう。

なので、いきなり制作やお囃子からスタートするのはな・・・と参加を迷っている方は、ちょっとした補助や引き子から始めてみて。

もしそれで「こんなに達成感を得られるのか!」と感じたならば、そこから制作やお囃子にも参加してみるのもありですし。

「ちょっと違ったな・・・」と思ったら山車組を変えてみるとかか、無理して参加をしないということも1つの手だと思います。

まあ、何事も経験・・・ほんの少しでも興味が浮かんだら、山車小屋に足を運んでみましょ!

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【デメリット】人間関係がグダグダになるときがある。辞める原因の1番はおそらくこれかも?

ここからは、八戸三社大祭に参加する、

デメリット

も少しだけまとめてみましょう・・・まず1つ目に挙げられるのは、

人間関係

ですね(;´∀`)

着付けの写真です

学校でも会社でも、ほかのボランティアもそうですが、やはり「団体」「組織」という形になっている以上、多かれ少なかれ

合わない人

というのは出てきます。

その合わない人ともうまく付き合うことができるとか、ちょっとしたことならば我慢できるならば、これは大きなデメリットにはなりませんが。

もしこれで

めちゃくちゃストレスに感じる

ということが続くならば、かなりのデメリットになると思います。

山車組みんなの写真です

特に八戸三社大祭の場合、老若男女、多種多様な方々が参加するのですけれども、その人達が全員

同じ方向を向いているわけではない

ので、それにより人間関係がグダグダになる場合もあります。

例えば、「山車」を制作したいという方と「ものづくり」をしたいという方・・・これくらいならば同じ方向を向いているので問題ないと思いますが。

「制作をしたい」という方と「目立ちたい」という方がいた場合、制作側は「真面目にやれ」と思うでしょうし、目立ちたい側は「なんでそんなにマジになってるの?」と思うはず。

これはお囃子でもそうで、「真面目にやりたい」「ただ楽しみたい」「目立ちたい」などなど、いろんな理由の方が集まります。

これらはあくまで例ですが・・・団体に属するということは、こんな感じに亀裂が生まれることもあるわけですね(^_^;)

もちろん、毎日毎日こんな状況になるわけではなく、大抵は和気あいあいと楽しんでいることは多いのですが。

たまーーーーーに起きるこういったグダグダが見えてきたときに、「もう嫌だ!」となる可能性は否定できないなと。

なので、そういったときに「軽く流せる」とか、「見ぬふりする」とか、なんなら「解決できる」という方が長く続けられるのかなと思います。

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【デメリット】プライベートが犠牲になる可能性もあるかも

作ったカエルの写真です

そして、こちらも大きなデメリットになる気がしますが。

八戸三社大祭に参加する・・・というより、のめり込んでしまうと

プライベートが犠牲になる

可能性もあります(;´∀`)

やりたいときに手伝うとか、今年だけ参加するくらいの気持ちならば問題ないと思いますが。

毎日、毎年のように制作をしているとか、お囃子を必死に頑張るとか・・・人って長い時間を共にすると、

家族

のような存在になってくるんですよね。

山車組の写真です

これはまあ良いことでもあるのですが、家族のような存在になるということは、

蔑ろにできなくなる気持ち

が生まれるわけで・・・そうなると結構、自分のプライベートを犠牲にすることが増えてきます。

もちろん、それが楽しくて時間を切り崩しているならば全然問題ないのですが。

「強制的に」とか、「無理をして」というような形になると、これは完全なストレスになりますし(;・∀・)

特に家庭を持っているという方がどっぷりのめり込んでしまうと、また別の問題が生まれてしまいます。

あくまでボランティアなので、まずは「ほんの少しでも手伝おうかな〜」というゆるい気持ちで参加するだけでも全然OK。

そこからもうちょっと「時間の都合をつけやすい」とか、「家族からしっかり許可を得ている」というような方が参加頻度、時間を増やしていく・・・という流れが良いのかなと。

そこを考えずにどっぷりハマってしまうと、その後がなかなかややこしくなると思うのでご注意を(笑)

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【デメリット】酒の席が荒れる可能性もある。無理してそこに参加する必要もないよ

最後に、八戸三社大祭に限らず祭りというと

酒の席

がつきものなわけですが、ここも注意が必要になる可能性があるかもなと(笑)

山車の飲み会の写真です

基本、山車制作しているときは酒を飲むことはないのですが(少なくともうちの組の場合)・

なにかの区切りに酒の席が設けられ、その際にどんちゃん騒ぎが始まります。

そのどんちゃん騒ぎが、ただワイワイと盛り上がっているだけならば良いのですが。

熱が入ってくると、それぞれの思いがぶつかり合い、最悪

喧嘩

になる場合もあります(笑)

まあ、喧嘩するほどなんとやらとも言いますが・・・傍から見たらただの迷惑なわけで。

それで「嫌な気持ち」になるときはあるかもしれませんね(;´∀`)

酒の席の写真です

こういった酒の席は、楽しめる方ならばバンバン参加したほうが楽しめるでしょうけれども。

苦手な方は無理に参加する必要もないのかなと個人的に思っています。

ちなみに、自分は酒が飲めない人間なのですが、それでも楽しいので飲み会には参加していました。

ただ、時間が立つと面倒くさくなってくるので、頃合いをみて帰ることもあります(笑)

でも、今の御時世はそれくらいの気持ちで良いと思います。

楽しめるときに楽しんで、頑張れるときに頑張って、嫌なことは避けておく。

それが、もし八戸三社大祭にどっぷりと参加するときのコツなんだろうなと、個人的に思っています!

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ちなみに、八戸三社大祭の各山車組の情報はこちらから

とまあ、長々と話をしましたが・・・結論は

自分が楽しめる環境を見つけて参加しましょう

ということで(笑)

最近は各山車組のホームページのほか、SNSなどが増えてきましたな。

なので、これらのコンテンツを展開している山車組には、直接山車小屋に行かなくとも、メッセージで確認してみるのもありだと思います(・∀・)

十一日町龍組Instagram
吹上山車組Instagram
鍛冶町附祭若者連Instagram
八戸共進会Instagram
淀山車組Instagram
白山台山車組Instagram
賣市附祭山車組Instagram

また、地区によっては各学校にチラシが配布されたり、ポスターが貼られるときもありますね。

例えば、おがみ神社の11山車組は、このようなポスターを作って街中に貼っていますな。

おがみ神社山車組のポスターです

この他にもまだまだ山車組はあるのですが・・・こういったコンテンツに手が回っていないのが現状。

なのでもう少し八戸としても力を入れて欲しいな、と思った話はまた別の機会として(;´∀`)

とりあえず、ほんの少しでも八戸三社大祭に興味があるという方は、まずは

プチ参加

から始めてみてはいかがでしょうか?!

あとがき

今回のお話のまとめ。


・2023年は八戸三社大祭の合同運行が開催するよ
・でも、各山車組は参加者が減って四苦八苦しているよ
・八戸三社大祭に参加するメリットは、楽しく「八戸に貢献」できて「人脈」が広がり、「技術」も身につけられて、「達成感」を得られるよ
・八戸三社大祭に参加するデメリットは、「人間関係」と「プライベート」に注意が必要なことだよ

とまあ、そんな自分も、嫌だなと思う事があって抜けた時期があるのですが。

やっぱり制作が楽しくてまた手伝っています(^_^;)

楽しいこともややこしいことも色々とあるのですが、個人的にはそれらすべてひっくるめて

参加してよかったな

と思う場所だと思っています!

もちろん勧誘するわけではなく、あくまで「やりたいな」と少しでも思ったらやって欲しい・・・自分はそれくらいの気持ちです。

無理せず、自分が合う環境を見つけて楽しみましょう(´ー`)

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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