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【また来年】2023年の八戸三社大祭は無事終了!振り返りながら課題点もまとめておく、というお話。

八戸三社大祭のニモの写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

ブログをご覧になられていた方はほんとーーーぅにお久しぶりです・・・約2週間ぶりの更新になります(;^ω^)

仕事もしばらく控え、4年ぶりに八戸市で開催された

八戸三社大祭

に全力出していました・・・が、無事終わることができました!

いやー、今年は日差しがガンガンで湿気もあり、本当に暑かったですね・・・。

本番出られていた方々も運営されていた方々も、観客の方々もそれを放送していた方々も、皆さん暑い中お疲れ様でした(`・ω・´)

また来年の2024年に楽しみましょう!

ということで今回は個人的な備忘録になってしまいますが・・・2023年の振り返りと、2024年に向けての

課題点

もまとめておこうかなと。

もしどんな問題があったのか興味がある方は、ご覧くださいませ〜。

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4年ぶりに開催された「八戸三社大祭」。最優秀賞は内丸親睦会に決定したね

2023年八戸三社大祭の後夜祭の写真です

4年ぶりに開催された八戸三社大祭。

正確には27山車組を絡めた八戸三社大祭が4年ぶりで、神事に関してはコロナ禍でも密かに行われていたのですが。

多くの観客が集まり、大歓声が響き渡ったのは本当に久しぶりでしたな(`・ω・´)

おそらくどの山車組も気合を入れて制作し、お囃子を練習していたと思いますが・・・皆さんはどの組の山車、お囃子が好きでしたか?

ちなみに、八戸三社大祭2023の最優秀賞は

内丸親睦会さん

が選ばれましたね・・・実に21年ぶりとのこと(・∀・)

内丸親睦会の写真です

ここ数年の内丸親睦会さんというと、いかにも「華やか!」という山車ではなく、その場面をしっかり作り上げることが得意な山車組。

なので、色合いも相まって重厚感のあるデザインになっていますよね(・∀・)

それ以外の賞に関しては、以下のように発表されましたが。

今年は4年ぶりの開催ということもあってか秀作が1組、敢闘賞が2組など、賞の数が増えていましたな。

2024年には元の形に戻るのかな?

吹上山車組の写真です

最優秀賞

・内丸親睦会

優秀賞

・吹上山車組
・十一日町龍組

優秀賞

・下組町山車組
・青山会山車組
・八戸市職員互助会
・鍛冶町附祭若者連

敢闘賞

・白山台山車組
・吉田産業グループ山車組
・柏崎新町附祭
・賣市附祭山車組
・朔日町附祭
・塩町附祭組

お囃子賞

・新井田附祭振興会
・根城新組山車組

運行賞

・城下附祭
・糠塚附祭組

伝統山車賞

・廿六日町山車組
・上組町若者連
・六日町附祭若者連

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今年は蒸し暑い日々・・・31日の大雨も余計だった。いろんな問題もあったけれどもまずは無事に終えられてよかった

まちぐみと白山台山車組の写真です

2023年の八戸三社大祭は、日差しが強いのに湿気も高かったことで、

かなり蒸し暑い日々

が続きましたな。

夜になってもその暑さは引かず、疲れて帰ってきているはずなのに全然眠れない日も続いていました(;^ω^)

おそらくどの山車組もこの暑さにやられていたと思いますが・・・もう1つ厄介だったのが、

31日の大雨

でした(;^ω^)

白山台山車組の写真です

自分の所属している白山台山車組と八戸市職員互助会さんに関しては、この31日は雨ざらし状態でして。

塗装に関しては、クリアを吹いているので1日、2日くらいは保つ場合はありますが、制作物のほとんどが発泡スチロールやスタイロなので

雨を吸う

ことによって、どんどん重くなっていくんですよね。

これにより、本来仕掛けなどを避ける位置につけていたはずの制作物が重さでズレて、結果壊れてしまったモノが何個かありました。

あとは電飾系・・・こちらも住宅のようにガッチリ対策しているわけではないので、ショートしないかドキドキしていた記憶があります(^_^;)

まあ、今回に関してはすべてが崩れたわけではないのでなんとかなりましたが。

31日には山車の審査もあるので、31日本番前の大雨はなかなかに気持ちへのダメージが強かったなと。

他の山車の写真です

ほかには自分のところではないのですが、仕掛けが壊れたり油が漏れたり、山車が止まったり電線を切ったりといった問題も何件か起きていましたな(;´Д`)

とある組の仕掛けに関しては上段がドーン!と落下したみたいですから、もし下に人がいたらかなり重大な事故になっていたわけですけれども・・・。

その原因の詳細は分かりませんが、4年ぶりに目を覚ました山車自体にもガタが来ているところもあるのかなと。

うちの山車も何か仕掛けを動かすごとに煙が出たりしますし、2024年の八戸三社大祭に向けて、山車制作以外にも

山車の車体自体の整備

が必要になるだろうな、と思いました。

制作物が壊れても「あー残念」で終われますが、山車自体が壊れたら周りに悪影響を及ぼしますからね(;・∀・)

はてさて、その整備はいつやることになるのかな!?

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参加者が少なかったことも目立っていた。2024年の八戸三社大祭に向けた一番の課題はここな気がする

廿六日町の山車です

そして、本番を迎えて個人的に一番気になったのが、やっぱり

参加者が少なかった

ということ。

4年のブランクがあるため、「伝統継承が心配だ!」という声が以前から上がっていましたが。

その心配通り・・・子どもの参加者がかなり少ない組も多かったと感じました(;´Д`)

とある組に関しては小太鼓が全然集まらなかったため、本来小学生が叩く小太鼓に保育園児や中学生を起用したり。

他の組から

お囃子の手伝い

をしてくれる人を派遣したり、というような対策がされていたみたいですね。

吉田産業の山車です

また、自分の所属している山車組は子どもに関しては問題なかったのですけれども、逆に

大人の参加者(引き子)

に関しては数えるくらいしかいなかったです(;・∀・)

2023年は5日間すべてが平日ということもあったからか、それとも単純に興味がないのか分かりませんが。

山車を引っ張る運行のある日はかなり大変な状況となっていました。

一応アシストという形で山車にエンジンはついているのですが・・・基本的には綱を引っ張る必要はありまして。

そこに子どもだけしかいないという状況になるのも、なかなかに酷な状況だったりします。

ということで、子どもも大人も参加者が少なかったと感じた2023年の八戸三社大祭。

今後もこの状況はしばらく続く気がしますが・・・おそらくこの部分が一番

山車組の力だけではなかなか解決ができない課題点

だと思います。

山車組だけではなく行政も含めて、八戸三社大祭に参加することで大人も子どもも何らかのメリットがある形を作らないと、27ある山車組が26、25と減っていく可能性は今後あるだろうなと。

そう思った2023年の八戸三社大祭でした。

2024年の八戸三社大祭は、新たな対策が行われて今よりも参加者が増えてくれるのか。

それとも2023年と変わらず、もしくは少なくなっているのか・・・八戸を盛り上げる伝統文化の1つを守るためにも、自分も引き続き考えていきたいですね(`・ω・´)

あとがき

今回のお話のまとめ。


・2023年の八戸三社大祭は大きな事故もなく無事に終了することができたよ
・最優秀賞は内丸親睦会さんだったよ
・今年は日差しが強く、湿度も高かったため、かなり蒸し暑い日々が続いたよ
・31日には大雨にも襲われて、本来の姿ではない形になってしまったよ
・他にも仕掛けが壊れたり、山車が動かなくなったりといった問題がいろんな山車組で発生していたよ
・ただ、一番の問題は、子どもも大人も「参加者が少なかった」ということだと思うよ
・ここをいち早く解決しないと、今後山車組が減ってしまう可能性がありそうだと感じたよ

ほかの地域の伝統文化・・・例えば秋田のなまはげも担い手不足となっているとおり、伝統の継承自体が全国的に難しくなってきているのかもしれませんが。

街に人がいないわけではないのに担い手が増えないということは、やっぱり「メリットを感じない」という考え方が大きいんだろうなと。

八戸三社大祭も制作から始めたら相当な時間を奪われますし、本番参加するだけでも相当疲れますし。

個人的には、それを乗り越えて浴びる大歓声が嬉しいのですが、嬉しいという感情が得られるだけではメリットがないわけで(;・∀・)

実際に得られるメリットがないことには、今の人達は動いてくれないんだろうなと。

その「メリット」をどうやって作っていくのかが、今後八戸三社大祭を継承するための大きな課題になる気がします。

まあ、とりあえずまずは一休みしてから、そこらへんの動きを考えていくことにしましょ!

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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