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【値上げ】青森県の銭湯料金も4月中に30円値上げへ。銭湯文化を維持するにはどうすればいいのかな?というお話。

銭湯ののれんの写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

コロナ禍やウクライナ情勢の影響で色んなモノが値上がりしていますが・・・燃料や電気を使っている

銭湯

も例外ではなく、全国的に入浴料金が値上げとなっていますね。

青森県でも先月、

7年ぶりに銭湯料金値上げ

をすることが発表されましたが・・・ここで気になったのが、

値上げ以外の対応策って無いのかな?

ということ。

自分も銭湯は大好きですから、「維持するために値上げをする」というのは仕方がないと思っていますけれども。

今回の問題は「値上げをしたから今後も大丈夫」ということでは無い気がしていて、

今のうちに他の対応策も考える

必要があるんじゃないのかなと。

まあ、自分には業界を動かす力はないので口だけになってしまいますが・・・。

この機会に「どんな問題」があって、「どんな対策」ができるものなのかを調べてみたいなと思ったので、今回はそのお話です。

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青森県の銭湯料金も4月中に「30円」値上げ

銭湯オールウェイズの写真です

ここ最近、

・お湯を沸かすために使用される燃料代
・サウナなどで使われる電気代

の両方が高騰していることで、全国的に銭湯の入浴料金が値上げしていますが。

銭湯文化が根付いている青森県でもついに、

4月中に値上げ

することが発表されましたな。

銭湯の入浴料金は

物価統制令

というもので上限が決められており、ここしばらくは

450円

を上限として営業していた青森県の銭湯ですが・・・今回はそこから

・12歳以上の大人:450円 → 480円
・6歳以上12歳未満:150円 → 170円
・6歳未満:60円 → 80円

と、「30円値上げ」することが決定しました。

利用者にとって、この「30円値上げ」が高いかどうかは一旦置いておきまして、

月15万円の燃料代が月40万円に高騰した

という銭湯もあるらしく・・・それを考えたら、

「30円値上げ」という対策だけでの維持は難しいのでは?

という不安のほうが高まるなと(;´∀`)

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燃料高騰の前に、そもそも客離れや後継者不足などの問題はあった

匠の湯の写真です

そもそも、今回の燃料高騰の問題の前から銭湯には

客離れ

という問題はありましたよね。

人口が少なくなってきたということもあるかもですが、シンプルに

時間が勿体ない

という方が増えているんだろうなと(;´∀`)

自分は銭湯が好きなので、2時間でも3時間でも楽しめる人間ではあるのですが(笑)

大抵の方は、

・身体が洗えればいい
・湯船に使っている時間も有効活用したい

という考え方で、「風呂以外に楽しめる時間」を重視するはず。

逆に言えば、「その時間よりも楽しいと思える銭湯」ならば人が来るのだと思いますが・・・そこで問題になるのが

・経営者の高齢化と後継者不足
・資金不足

ということなのかなと。

せせらぎ温泉の写真です

「経営者の高齢化」は「後継者不足」から起きていると思いますが。

後継者・・・要は若めの方がいないということは、それだけ

アイデア

を生み出す力が弱まるわけで、結果「現状維持」を重要視してしまうと。

また、後継者不足という問題に関しては、シンプルに

大変なイメージ

が強くあるため、「仕事としてやりたくない」という感じなんだろうなと思います(;´∀`)

寿温泉の写真です

資金不足に関しては赤字とかそういうわけではなく、今回のコロナや燃料高騰の前から、

維持することに意識

があって、それ以上のために使う資金が少ないんだろうな、という意味。

という感じに、今回の燃料高騰による銭湯料金の値上げの前に、

改善しなければいけない問題

というのは多くあるわけで、そこもしっかりと考えていかないと値上げをしたところで

銭湯文化を維持することは難しい

のだろうなと思っています。

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個性や独自性のある銭湯・・・設備が沢山あればいいわけではない?

りんごの湯の写真です

じゃあ、これらの問題をどう解決するのかというと、もちろん一筋縄ではいかないと思いますが。

例えば、「客離れ」に関してはザックリと

行ってみたくなるような銭湯

にする必要があるわけで、そのためには内風呂や他の店にはない魅力・・・

個性や独自性を作る

必要があります。

この「個性や独自性」というのは、例えば有名旅館の温泉だったら、

そこでしか楽しめない景色

みたいな個性、独自性になるのでしょうけれども・・・住宅街や街中にある銭湯が「景色」を見せるというのは難しいわけで。

十和田温泉の写真です

じゃあ、「炭酸泉があります!」とか、「ジャグジーがあります!」とか設備を増やせばいいのかと言うと、それも

スーパー銭湯

のようなところに敵わないわけで。

更に

資金に限りがある

となったら、なかなか個性、独自性を作ることが難しいと思っちゃうのですが。

ただ・・・調べてみると

設備を最低限に絞った静かな銭湯

が人気になったという記事がありまして。

こういった

当たり前

と思ってしまうことも個性、独自性になると考えたら、まだ私営の銭湯でも希望は見えるんじゃないかなと思います。

ニッチなんだけれども、でも需要があってファンが付く

ような・・・まあそれを考えるのが難しいのですが(;^ω^)

ただ、「行政に支援を頼む」とか「有名建築家に頼む」こともをやるには、時間や資金が必要でしょうから。

もっとこう・・・例えばですけれども、

月に1回18〜20歳は100円引き

みたいな日を作って、そこで若い人の意見を聞いてみるとか、

・温泉イベントをやってみたい方を募集
・入浴中に鏡をキレイにしてくれた方は50円引き

みたいに、とにかく

色んな世代の市民を巻き込む

ような攻めの動きができれば、値上げとは別の道が開くんじゃないかなと、素人ながらに思っています。

卵湯の写真です

もちろん、値上げを否定しているわけではなく、今回の値上げは事情も事情なので仕方がないのですけれども。

そこで「耐える」だけでは先細りしていくだけだと思うので、もっと色々試してみると。

それが難しいと感じるならば、それこそ行政などが手助けをして、そういう意見交換の場みたいなモノを作るとか。

ボランティアで協力してくれる方を集めてみるとか・・・まあ、言うは易しですけれども(;´∀`)

でも、個人的に

銭湯文化を守る

というのはそういうことな気がしているので、色んな角度から維持できるように動けるといいなと思います。

と、自分の希望なども含めた変な記事になってしまいましたが・・・。

自分は八戸の銭湯は大好きで思い出があるので、協力できることはしたいなと思いました(・∀・)

あとがき

ということで今回のお話のまとめ。


・燃料代や電気代の高騰により、全国的に銭湯の入浴料金が値上げしているよ
・青森県も4月中に30円の値上げを予定しているよ
・今回の問題以外にも、客離れや後継者不足といった問題があるよ
・客離れに関しては「行きたい」と思うような「個性、独自性」を作る必要はあるよ
・その「個性、独自性」は、お金をあまりかけずに「アイデア次第」で作ることも可能だよ
・銭湯文化を守るためには資金面だけではなく、「アイデアを集める機会」を作ることも大事な気がするよ

どの銭湯においても、よく見ればすでに「個性」というものはあるんですけれども。

でも、その個性が目立っていなかったり、魅力に感じるには弱かったりという問題もあるんだろうなと。

今はSNSなどの情報媒体があるので、「この銭湯にはこういう個性がある!」ということを広められるとは思いますが。

「多くの方にとって魅力に感じるもの」というのは、その時々でアップデートする必要があるので、その部分をうまく回せる仕組みができるといいなと勝手ながらに思いました(;^ω^)

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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