どうもどうも、大志ですm(_ _)m
1週間前の話ですけれども、青森県立美術館で開催されている
「庵野秀明展」
に行ってきたときのお話をしようかなと!
自分は小学生のとき、TV版の新世紀エヴァンゲリオンを見て庵野さんの存在を知りまして。
そこから、エヴァより前に見ていた「ふしぎの海のナディア」だったり、ジブリ作品にも関係していたとか知ったのですが。
今回開催されている「庵野秀明展」は、まさに庵野秀明さんを含めて、作品の裏話なども詳しく知ることができる内容となっていました(・∀・)
2023年7月17日まで開催されるとのことなので、最近の作品から知った方はもちろん、「特撮が好きだ!」という方も足を運んでみてはいかがでしょうか!
【青森県立美術館「庵野秀明展」のサイトです】
そもそも庵野秀明さんとは何者なのか。高校時代から映画の自主制作をしていたよ
さて、今回の主役である庵野秀明さんについて、ざっくりとご紹介しましょう(・∀・)
最近ではエヴァの新劇場版のほか、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーのシンシリーズの監督として知られていると思いますが。
庵野さんは元々は、
アニメーター
として活躍されていた方でした。
子どもの頃からアニメや特撮が好きだったほか、生まれ故郷である山口県宇部市には工場が並んでいたこともあり、
人工物やメカニック
を好むように。
絵を描くことが好きだった庵野さんですが、その影響もあって当時は「建造物を描く」ことが多かったみたいですね。
また、高校時代には8ミリフィルムのカメラを購入し、実写の映像作品「ナカムライダー」を自主制作。
大学時代にも、庵野さん本人が演じた「帰ってきたウルトラマン」を自主制作したほか、
自主制作アニメ
にも熱中し、特撮、アニメどちらもプロが驚く高い評価を受けたそうです。
そういった実績があって、「超時空要塞マクロス」というアニメのバイトに誘われた庵野さん。
数話分の動画や原画を担当したそうですが、そのときに庵野さんが手掛けた
爆発シーン
が各所で評価されて、仕事が来るように。
そして「風の谷のナウシカ」のスタッフ募集の告知を見て上京。
結果採用されて手掛けたのが
巨神兵登場シーン
でしたな(・∀・)
あのおどろおどろしい登場とビーム、そして爆発・・・なかなかに記憶に残るシーンですが、あれは庵野さんが手掛けたシーンでしたな。
そのほかにも、「火垂るの墓」の一部のシーンも庵野さんが手掛けていたのですが、
原画や動画一筋でやっていくのは厳しい
と感じた庵野さんは、監督・演出の仕事をメインとします。
そこからは、アニメ制作会社だったガイナックスさんで「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」などの監督を努め、
新世紀エヴァンゲリオン
という作品を生み出し、社会現象までになりましたな(`・ω・´)
そこで「庵野秀明」という名前がババーンと広まったわけですが・・・色々あって疲れたのか。
エヴァが終わったあとはアニメから離れ、実写映画の監督をしばらく続けていました。
実写版「キューティーハニー」などは庵野さんが監督を努めている作品でしたね!
で、そこからまた色々あってガイナックスさんを離れ、
株式会社カラー
を設立・・・そこで第一作目として生まれたのが
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
でした(・∀・)
あとはもうご存じの方も多いかもしれませんが、破・Q・シンといった新エヴァが続き。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーなどの作品が生まれたわけですな。
ちなみに、2002年には、「ハッピーマニア」や「働きマン」などの作品で知られる漫画家
安野モヨコさん
と結婚しています。
それまでは1年間オフロに入っていなかったり、服も洗濯せずにボロボロになるまで来ていた庵野さん。
安野モヨコさんとの生活で、ガラッと変わったみたいですね(笑)
青森県立美術館にて「庵野秀明展」が7月17日まで開催。庵野秀明さんの原点なども楽しめるよ
ということで長くなりましたが・・・そんな庵野秀明さんの原点や作品を楽しむことができる
庵野秀明展
が青森県立美術館で開催されています。
開催期間は2023年7月17日まで。
この庵野秀明展では、庵野さんが手掛けた作品が展示されているのはもちろんのこと、
庵野さんの原点
とも言える展示物も色々と置いてあります(`・ω・´)
例えば、この古いミシン・・・庵野さんの実家にあったものだそうですが。
このミシンは、ペダルをフミフミすることでミシンが動く仕組みになっています。
この人力で動く「メカニズム」に庵野さんは興味を持ったそうで、メカが好きになった要因の1つでもあるそうですな(・∀・)
また、庵野さんが見ていたであろう特撮やアニメの展示も沢山ありまして。
30代後半の自分でも知っている作品もあれば、全然知らない作品もあったりなのですが、こういったものに影響されていたんだな〜・・・と思うラインナップになっていましたね!
ほかにも、高校時代に購入した8ミリフィルムのカメラと、それを用いて手掛けた映像作品が展示されていたり。
大学時代に手掛けた、いろーんな自主制作アニメが展示されていたりなど・・・どれも、
当時からこのクオリティだったんだ!?
とびっくりするような内容が並んでいました(`・ω・´)
もちろんエヴァやシン・ゴジラなどの人気作品も展示されているよ
そういった少年、青年時代の歴史があってからのアニメーター時代。
「懐かしいなー・・・」と思う作品もあれば、「これも庵野さんがやっていたの!?」と思う作品もありまして、なかなか面白い展示となっています。
もちろん、「新世紀エヴァンゲリオン」の展示もズラッと。
エヴァファンならば、どこかで見たことがある資料が並んでいるのですが。
新劇場版から入ったという方は、エヴァって元々こんな形だったの?とか、そんな設定だったの??と思うような展示や資料が用意されています。
もし新劇場版しか見たことがない方は、これを機にTV版、漫画版なども見てみると、沼にハマることができるのかなと(笑)
もちろん、新劇場版やシン・ゴジラなどなど、新し目な作品もズラッと展示。
なぜ一度完結したエヴァを、新劇場版として復活させたのか、なぜ、ゴジラやウルトラマン、仮面ライダーなどの特撮に挑戦したのか・・・などの話もまとめられているので。
それらを読んでから、再度作品を見てみるのもまた楽しめる要素になるかもしれませんね(・∀・)
例えば、シン・ウルトラマンのウルトラマンにはカラータイマーがないわけですが、そうした理由とかも書かれていますな。
という感じで、庵野秀明さん自身のことや作品のことなどを深掘りできる展示が並んでいますので。
庵野さん自身をより知りたい方や、好きな作品の裏話を楽しみたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
「庵野秀明展」限定グッズも販売。金魚ねぶたなど青森県らしいグッズもあったよ
最後に、庵野秀明展のグッズももちろん販売されていまして、作品に絡んだグッズの他にも、
青森限定
のグッズも販売されています。
例えば、「庵野秀明展」というロゴをプリントしたTシャツやスマホケースだったり、展示物やその説明をまとめた図録だったり。
あとは、個人的に全部買ってしまった
金魚ねぶた
も青森限定のグッズとなっていますな(・∀・)
ちょっとプライベートの時間がなく、まだ作っていないのですけれども。
各キャラクターのデザインがいい感じに金魚ねぶたに収まっていて、かわいいなと(笑)
この他にも色々とグッズはありますが、青森県立美術館は
17時閉館
なので、もし時間をかけてグッズを選びたいと思っている方は、13時くらいに会場に行ったほうが、展示物も含めてゆっくり見られると思います!
せっかく足を運ぶならば、時間に余裕を持ってじっくりと楽しんでくださいね!
あとがき
今回のお話のまとめ。
・青森県立美術館「庵野秀明展」に行ってきたよ
・庵野秀明さんの子供の頃に影響されたモノ、アニメ、特撮などが展示されていたよ
・高校、大学時代の自主制作の実写、アニメも展示されているよ
・その後のアニメーター時代の作品から、監督時代の作品もズラッと展示されているよ
・もちろん、新劇場版エヴァやシン特撮シリーズなどの情報もあるよ
・グッズには、金魚ねぶたなどの青森限定グッズも販売されているよ
5月には岩手県で開催された「鈴木敏夫とジブリ展」にも行きましたが。
こういった方々は、本や映像作品にどっぷりとハマるだけではなく、
自分で作品を作る
ということを学生時代にやっているんですよね。
社会人時代は良くも悪くもいろんな経験をされていますが、結果、原点に戻って仕事になっているというのは凄いと思う部分でもあり、羨ましい部分でもあるなと思いました(・∀・)
シン・仮面ライダーで特撮系も終わった今、次はどんな庵野作品が生まれるのか楽しみですね!