自分のお勉強

【プチお勉強】「ウォーカブル」とはなんぞや。日本も「ウォーカブル推進都市」を全国的に募集しているよね?というお話。

八戸市の写真です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

明日は久しぶりのはちのへホコテンですな(・∀・)

天気も良さそうで、しっかりコロナ対策をしながら楽しむことができそうですけれども。

ここ数年

ウォーカブル

という言葉を耳にすることありませんか?

八戸市も中心街の道路を拡張するような案も出ていましたけれども、今回は自分の勉強も兼ねて

「ウォーカブル」とはなんぞや?

というお話をしようかなと( ・`ω・´)

わざわざ「歩く」ために今の中心街に向かいますか?

八戸市の写真です

さて、車中心の地方に住んでいる方は、今の中心街を

歩く

ということをしていますか?

どこかに車をおいて河川敷や公園などを歩く・・・みたいなことはするかもしれませんが。

わざわざ、

中心街をふらっと歩くために向かう

という人はだいぶ減っているのかなと(;^ω^)

出かけるということは、何か欲しい物があったり、イベントがあったり・・・何かしらの目的があって出かけると思います。

でも、地方の中心街は、買い物やウィンドウ・ショッピングがしたくなるような店も減っていますよね汗

まあ、八戸の場合は最近イベント事も増えてきているので、その目的で中心街に来る方は増えているかもですが。

普段から

中心街って歩いていてたのしー!

という感じにはなりにくいのが現状かなと(;´∀`)

歩くことが中心の都市へシフトするための都市戦略「ウォーカブル」

マチニワの写真です

ということで本題・・・「ウォーカブル」とは

「walk」と「able」を組み合わせた造語

だそうで、

「歩きやすい」「歩きたくなる」「歩くのが楽しい」

という感覚で使われるみたいですね。

海外では21世紀に入ってから既にこの

ウォーカブルなまちづくり

が行われていて、日本でも2019年に「まちなかウォーカブル推進プログラム」というものを国土交通省さんが提言・・・ということもあって、

ウォーカブル推進都市

というものを全国で募集しているそうですな(・∀・)

明日開催されるはちのへホコテンもその一貫なのだと思いますが・・・

なんでそんなに「歩かせたい」の?

と思う人もいるでしょう(笑)

とにかく色んな店があって、駐車場が使いやすくて、便利な中心街になれば勝手に人が増えるんじゃないの?と思うところですが。

実はその逆なんだそうですね。

高機能な都市が「いい都市」だとは限らない

福真の写真です。

世界でも広まっている、この「ウォーカブル」なまちづくりですが。

このウォーカブルなまちづくりにはしっかりと意味があるそうで、歩きやすい都市のほうが

生産性が高い

ということが近年わかってきたそうですね。

有名なお店が集まって、交通の便も良くなって・・・とにかく

高機能な街

になったほうが「いい都市」に思えるかもしれませんが。

それは都市を育てるというより、

特定の店を育てている

形になるのでしょうね(;^ω^)

目的の場所に行って、買い物や飲食をして、帰る・・・もちろんそれも楽しいですし、効率的に動けて良い気がしますが。

ローカルビジネスが潤わないほか、

新しいモノを生み出していく

と力も弱まるのかなと。

小便小僧の写真です

対して、ウォーカブルな都市の場合、ふらふら歩いている途中で気になるお店を見つけたり、不思議なオブジェを見つけたり。

もしかしたら面白い人に出会う・・・なんてことも起きたり。

とにかく、普段気にもしなかった場所に足を運ぶことで、お店側やイベントなども経営が好調になるかもしれませんし。

歩いている側も、「こっちはどんなお店かな?あっちはどんなことができるのかな?」という楽しみ方ができ、更に別の場所に行ってみるかもしれない。

そうやって、少ーしずつかもしれませんが、都市全体が成長していくことで活気が生まれて。

活気が生まれれば、それを企業が目をつけて別の新しいお店や仕事ができるかもしれませんし。

フラフラ歩いて周りを見ていると、都市の足りない部分も見えてくるため、

これをやったらいいんじゃない?

と考えるクリエイティブな人も増えるかもしれません(・∀・)

あとは単純に、大気汚染が減ったり、歩くことで健康につながったり・・・ということもあるでしょうけれども。

とにかく、ただ単に

便利さ

だけを求めても、都市は生産性が高くはならず。

逆に、

不便さ(遊びの部分)

を作ったほうが、生産性が高くなりやすい・・・という感じみたいですな( ・`ω・´)

esuta.jpeg

といっても、「不便さ」だけが勝ってもそれはそれで問題になりますが(笑)

研究では、

「公共交通の充実」×「まちの賑わい」

がウォーカブルなまちづくりに欠かせないみたいですから。

公共交通も今後は課題になりそうですね。

【参考】

あとがき

ということで今回のお話のまとめ。

・「ウォーカブル」は「walk」と「able」を組み合わせた造語だよ
・「歩きやすい」「歩きたくなる」「歩くのが楽しい」という意味合いで使われるよ
・高機能な都市がいい都市だとは限らないよ?
・ウォーカブルのほうが、都市全体に活気が生まれるかもよ?

とまあ、ざっくりとしたお話になってしまいましたが・・・八戸に住んでいると

八戸って何もない

という声を聞くことがありまして。

そういった声を聞く度に「それは違うんじゃないかな?」と思うんですよね(;^ω^)

もちろん、都会に比べたら店などは少ないですけれども、逆に都会にはないものが八戸にあると思っていて。

そこをもっと活かそうよ・・・と考えることがあります。

ということもあり、今回ちょっと気になった「ウォーカブル」を調べてみました。

これって無駄かな?と思うことも、まずはやってみましょ!

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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