伝統

【伝統工芸品】八幡馬ってもともとは玩具!赤と黒にも意味はあるんだよね?というお話。

八幡馬の充電ケーブルの玩具です

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

結構前から、「八幡馬って可愛いよなー、なんか他にもできないかなー」と妄想していますが。

そもそも、

八幡馬

のような伝統文化、伝統工芸品って、意識して見てみないと「よく見る馬だな・・・」くらいにしか思いませんよね(;^ω^)

それか、「伝統」と付くだけで

近寄りがたい存在

に感じてしまう人もいるのかなと。

ということで今回は、八幡馬について勝手にサラッとご紹介を。

深い話はできませんが・・・興味がある方は一緒に、浅いところから少しずつ踏み込んでみましょ!

今は伝統工芸品として販売されている八幡馬・・・昔は玩具?

さてさて、赤と黒のお馬さんが並んでいる姿がお馴染みの八幡馬。

現在は伝統工芸品として販売されていますけれども、昔は

玩具

として作られていたものなんですよね(・∀・)

八幡馬の玩具の写真です

写真:馬の文化資料館【称徳館】さんの展示物です

もともと八戸・・・というより南部地方は

馬産地

として有名で、馬も身近な存在でした。

それもあってか、櫛引八幡宮の例祭のお土産として売られていたのが、

木彫りの馬

だったそうですな。

八幡の神社で売られていた馬・・・ということで、

八幡馬

という名前ができたんだとか。

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写真:馬の文化資料館【称徳館】さんの展示物です

そんなお土産の玩具だった八幡馬ですけれども、次第に農民たちにも広がっていき。

農家の仕事が無いときの副業として色んな方が作るようになりました。

その中には、赤や黒、白を基調とした色が塗られた馬だったり。

人や猿を背中にのせた馬、台車に馬が乗っていて、紐で引っ張る玩具などがあったみたいですが。

その車の玩具の中で、

大小の親子馬

が乗っているものが代表的な形になり、今の赤と黒の二頭が並ぶ八幡馬の姿に繋がったみたいですな( ・`ω・´)

その後も、色々あって現在の八幡馬が出来上がるわけですが・・・一旦歴史の話はここまでにしますか(笑)

八幡馬の赤と黒・・・黒が親で赤が子?

そんな八幡馬ですけれども・・・よく見るのは

赤と黒が並んでいる

八幡馬ですよね?

八幡馬の写真です

参考画像:株式会社八幡馬さん

これが基本で、他にも白い八幡馬だったり、最近ではカラフルな八幡馬も存在していますけれども。

そもそもなんで赤と黒、または白なのかというと、当時は

馬体の色

を意識して塗られていたそうですな(・∀・)

馬が好きな方は分かるかもですが、馬には

黒(鹿毛)、赤(栗毛)、白(芦毛)

という色の種類が存在しまして、それらを基調にした色が八幡馬に反映されているそうです。

馬の写真です

その後に、大小の親子馬の玩具が有名になっていったのですが・・・このとき、

赤ちゃんの赤

ということで赤いほうが子供、黒が親・・・という形になったんだとか。

他にも説があるのかもしれませんが、これも八幡馬が赤と黒になったという1つの説みたいですね( ´ ▽ ` )

【株式会社 八幡馬さん】

あとがき

ということで今回のお話のまとめ。

・八幡馬はもともと玩具だよ
・櫛引八幡宮の例祭で売られていた木彫りの馬だから八幡馬だよ
・馬体の色の種類で、赤と黒、白が生まれたよ
・親子馬の玩具が流行ったよ
・赤ちゃんの赤ということで、赤が子、黒が親の二頭になったよ

とまあ、専門的な話はできませんけれども・・・こうやってほんのちょっとでも知ると、少し「伝統」に興味湧いてきませんか?

自分もまだまだ勉強不足ですが、定期的に自分の勉強も兼ねて紹介してみようと思います。

すこーーーしでも八戸の伝統文化に興味を持ってもらえるように!

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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