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【お祭り】3年ぶりの「八戸えんぶり」が本日より2月20日まで開催!少しずつ伝統行事も戻ってきたね、というお話。

八戸えんぶりのポスターです

どうもどうも、大志ですm(_ _)m

いやー・・・ついに、

八戸えんぶり

が3年ぶりに帰ってきましたね!

コロナ禍の影響で中止が続き、継承に関しても不安視されていた八戸えんぶり。

確かにコロナ前よりは人数が減っていると思いますし、屋台なども制限はありましたが・・・それでも

開催された

ということは大きくて。

今回の八戸えんぶりで春を呼ぶだけではなく、他の伝統行事やイベント行事なども呼び寄せてくれるんだろうなと、また違った気持ちになった1日となりました。

そんな八戸えんぶり・・・2023年は

2月17日(金)〜2月20日(月)

まで開催されています(・∀・)

屋台なども並んでいますので、少しでもえんぶりに興味がある方、お祭りの雰囲気を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

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3年ぶりに開催された「八戸えんぶり」とは。豊作祈願のお祭りだよ

その前に、

八戸えんぶり

について、ほんの少しだけ予習、復習を(・∀・)

八戸えんぶりとは、八戸地方で行われる

豊作祈願のお祭り

でして、

約800年前

に始まったと言われています。

・田をならす農具である「えぶり」
・「いぶり(ゆすぶり)」という言葉

がえんぶりの由来と言われていまして、

冬の間眠っている田の神様をゆさぶり起こし、田に魂を込める儀式

を行います。

初めて、何も分からずにえんぶりを見ると、

「あー、なんか舞っているな・・・」

くらいにしか思わないかもしれませんが、

豊作祈願をしている

ということだけでも頭に入れて見ると、情景もイメージできて楽しめると思いますよ( ・`ω・´)

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太夫の舞はもちろんのこと、子どもたちの祝福芸も見ものだよ

南部町えんぶりの写真です

そんな八戸えんぶり(写真は南部町ですが・・・)ですけれども、パッとイメージで浮かぶのは

烏帽子(えぼし)をかぶっている人

なのかなと(・∀・)

ポスターやニュースなどでも、大体は烏帽子をかぶった方がメインになるのですが、この方々を

太夫(たゆう)

といいますな。

馬の頭をかたどった烏帽子を時にはしんみりと、時には豪快に摺る姿はかなり心に響くものがあるのですが・・・えんぶりでは、その太夫が

稲作の一連の流れを舞で表現する

ことを行っています( ・`ω・´)

簡単に説明すると以下の通り。

・摺りこみ・・・えんぶりを始める口上を述べながら入場
・摺りはじめ・・・苗代に種をまき、馬に田を耕させる準備を表現
・中の摺り・・・育った苗を田に植えることを表現
・摺りおさめ・・・田植えの作業が無事に終わったことを表現。秋の豊作を祈願
・畦留め(くろどめ)・・・田から水が漏れないように畦留めをして終了

なので、もし今回だけではなく、いつの日か八戸えんぶりを見るときにでも、この流れを覚えておくだけでも、また違った楽しみ方ができると思います。

ちなみに、えんぶりにも種類がありまして

・ながえんぶり・・・太夫のリーダー(烏帽子に赤いボタンがついている)「藤九郎」と他の太夫が別の所作。ゆったりと優雅な舞い。
・どうさいえんぶり・・・太夫全員が同じ所作。テンポが早く勇壮な舞い。

などがありますので、この部分も見てみるといいかもしれませんね(・∀・)

また、太夫のえんぶり摺りのほかにも、

祝福芸

というものもありまして、主に子どもたちの舞を楽しむことができます。

これもまた可愛らしくてほっこりする舞いでして、こちらもまた物語性があって面白い舞いになっていますよ!

・えんこえんこ・・・銭太鼓を持って舞う演目
・松の舞・・・農作業の休憩中松の枝を持って踊ったと言われる舞
・えびす舞・・・恵比寿様が鯛を釣る様子を表現した舞
・大黒舞・・・右手に小槌、左手に扇を持って、口上や歌に合わせて舞う

とまあ、もっと細かい話もあるのですが、今回は初めての方でも楽しめるくらいの情報を(;^ω^)

とりあえず、「豊作祈願をしている」ということは前提で覚えておいて。

あとは太夫の摺りは「稲作の一連の流れを表現している」ということ、子どもたちはおめでたい様子などを表現していると思って見てみましょう!

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2023年の八戸えんぶりは2月20日まで。屋台も色々出ているよ

もっと難しい話はまた別の機会か、興味がある方は他の情報を見てもらうとしまして・・・まずはシンプルに

お祭りとして楽しんで

みましょう(・∀・)

3年ぶりに開催された八戸えんぶりは、

2023年2月20日

まで開催されています。

行事日程はVISITはちのへさんなどのページをご覧ください!

また、八戸市庁前などで

屋台

もババーンと並んでいまして、こちらもまたお祭り感を楽しめる要素が復活しています( ・`ω・´)

ただ、基本的に食べ歩きは制限されていまして、アルコール類も提供はされていません。

なので、ちょっと物足りないと思う方もいるかもしれませんが・・・でも、やっぱりあの雰囲気はワクワクすると思います(笑)

変な話、八戸えんぶりにあまり興味が無かった方も、屋台を楽しむために行くのもありかもしれませんよ?

ということで今回は、八戸えんぶりに関するお話でした!

これを皮切りに、他のイベントもバンバン開催されるといいですね(・∀・)

あとがき

ということで今回のお話のまとめ。


・「八戸えんぶり」が3年ぶりに開催。2月20日まで行われるよ
・八戸えんぶりは「豊作祈願」のお祭りだよ
・烏帽子をかぶった太夫が稲作の一連の流れを表現しているよ
・子どもたちの祝福芸も可愛らしく、ほっこりするよ
・屋台は食べ歩きの制限があったり、アルコール類は販売されていないけれども、祭りらしいラインナップだったよ

コロナ前は毎年「当たり前に」行われていた行事ですから、その「当たり前さ」で見なくなった方もいると思いますが。

でも、こういった節目節目の伝統行事がないと、なんかこう「気持ちを入れ替えて頑張ろう!」「残り半年頑張ろう!」というような、ハリのある1年になりにくいですよね(;^ω^)

今回八戸えんぶりが開催されたことは、えんぶり組や運営の方々に感謝感謝ですし、残り3日間も楽しませていただきたいと思っていますが。

もう1つ、

八戸三社大祭

も開催されるのかどうか、そこも気になるところだったりします。

八戸えんぶりと同じく、八戸三社大祭も参加していた子どもたちがリセットされたところからスタートになりますから。

そこを考慮して開催する、しないの判断をして欲しいところですね( ・`ω・´)

  • この記事を書いた人

大志

青森県八戸市に住むしがない男です。 すごい経歴があるわけでもなく、なんなら、パニック障害という精神疾患を抱えています。 そんな男も、今ではなんとか仕事をし、ボランティアで交流を増やし、DIYを楽しみ、嫁さんと一緒にうまいものを食べ、風呂に入って寝る・・・そんな幸せを楽しめています。 そんな日常や戯言を、ブログとしてまとめています。

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