どうもどうも、大志ですm(_ _)m
今日の八戸市は、
27度
という、東京の最高気温よりも暑い日になりましたな(;^ω^)
岩手でも30度と夏の気温となっていましたが・・・この原因となったのが、
フェーン現象
と言われている現象でしたね。
ただ、ニュースなどでフェーン現象!フェーン現象!と言われても、イマイチその現象の原理などがわからず。
ということで、ちょっとイメージを掴むくらいのお勉強を・・・というお話です。
山の存在がキーとなるフェーン現象
天気予報などを見ていると、たまに混乱してしまうエルニーニョやラニーニャといった横文字の現象。
今回は
フェーン現象
について、そういえばよくわからないな・・・と思ったので、今更ながら調べようかなと(;´∀`)
まず、フェーン現象が発生するキーとなるのが、
山
だそうですね。
よく山を100メートル登ると「気温が1度下がる」と言われていますが、これが
山に向かって吹く風
にも適用されるらしく。
例えば、高さ2000メートルの山があるとしまして、その山に向かって気温25度の風が吹くとすると。
100メートル上がると「1度下がる」わけですから、2000メートルの山頂では
20度下がる
ことになります。
なので、25度の風が山頂に到達すると、25度-20度の「5度」までに下がるそうですな。
で、このまま風が吹き続けているとして、山を越えて同じ高さまで風が下ってくるとすると。
100メートル降りると「1度上がる」とのことで、2000メートルの山を下りきると、
20度上がる
ことになります。
もともと25度の気温が山頂で5度になったあと、今度は山を下りキルト5度+20度の25度に戻るわけですな(・∀・)
雲の存在もキーとなるフェーン現象
この時点で面白いなー・・・と思うのですが、ここからがフェーン現象のキモ。
気温25度の風が2000メートルの山を登るとき、なーんにも影響がなければ5度まで下がるわけですが。
山を登っていく過程で気温が下がっていくときに、空気中に含まれる水蒸気が凝結・・・結果
雲
ができあがります。
この雲ができあがる過程・・・水蒸気が水になるなるときに
空気は暖められる
そうで。
何も影響がなければ、気温25度の風が山頂で5度まで下がるのに対して、雲ができあがれば、山頂の気温は5度よりも高い気温になるそうですな。
で・・・もしこのとき、できあがった雲に何も影響がなく山を越えて下るとすると、今度は雲が水蒸気に戻っていきます。
この水が水蒸気に戻るときに、
空気が冷える
そうで。
何も影響がなければ、結果的に気温25度に戻るそうですね・・・不思議ー。
できた雲から雨が降ると話は一転・・・フェーン現象の完成
という話があって本題・・・じゃあ、フェーン現象はどうやったらできるのかというと。
風が山を登る過程でできあがった雲から
雨
が降ると、話が変わってくるそうですな( ・`ω・´)
水蒸気が水になる(風が山を登って雲になる)過程で空気が暖まり、逆に水が水蒸気に戻る(山を降りる)過程で空気が冷えるわけですが。
このとき雲から雨が降ると、その分の
水分
が失われます。
水分が失われるとどうなるのか・・・もしこの水分が減った雲が山を越えて降りようとすると。
水が水蒸気の戻るとき、本来水蒸気に戻る水分がない・・・つまり、
空気を冷ます効果が弱くなる
そうですね。
となると、本来ならば山を越えて下る頃には、気温はもとに戻るはずなのに。
暖まった空気を冷ます効果が弱くなるため、その暖かい空気が地上に降りてくるため、急激に暖かい気温になってしまう。
これが
フェーン現象
というそうですね。
八戸市は今週末寒いよ
ということを八戸市にも当てはめると、今回は西からの強い風が吹いたそうですね。
西からの風・・・となると、八戸市に風が来るには、
八甲田山
などの山脈を越える必要があります。
この山越えのときに、今までお勉強をしたフェーン現象が発生して、八戸市は暖かくなった・・・という感じみたいですね( ´ー`)
こうやって改めて見ると、自然って面白いなと思いますが。
このフェーン現象・・・ずーっと続くわけではなく、温まった気温が通り過ぎれば、いつもの気温に戻ります。
八戸市の今週の気温を見ますと、木曜日辺りから最高気温が1桁台に(;´∀`)
今日は27度であたたか~いとなっていたのに、木曜日は20度も低い
6度
になるとのことで、再びガクガク震える日が来そうです。
これこそ、ふぇーん・・・なんつって・・・。
くだらない話はさておき、みなさんも体調にお気をつけて!
あとがき
八戸市は青森県の中でも雪が降りにくい地域ですけれども、これも山が関係しているんですよね。
その分冷たい風だけが吹いて、地面が凍りやすいですけれども、雪かきが少ないというのはありがたいことですね(;^ω^)
とりあえず、4月の時点でこの暑さ・・・今年の夏はどうなることやらですな。
【参考サイト】